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<Stickam 音源>(2003・11・18 11:20:01録音)
作詞/作曲 因幡修次
人を殺す中学生に向かって
手首を切り刻む少女に向かって
弱い者をいじめるやつらに向かって
我が子を殺す母親に向かって
9月11日のあの空へ向かって
核を持つ満腹な国へ向かって
人をさらう独裁者に向かって
殺しあう人間どもに向かって
餓死で死んでく赤ん坊に向かって
片足で立つ少年に向かって
何の罪もない子供達に向かって
汚れなき子供達の未来に向かって
ちっぽけな神様に向かって
ちっぽけなウソつきに向かって
ちっぽけなプライドに向かって
ほんのちっぽけな命に向かって
そして今国会議事堂に向かって
そして今あの国に向かって
そして今地球に向かって
そして今人間様に向かって
嗚呼!!
そして今人間様に向かって
嗚呼!!!!!!!!
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私事だが、昨年の初夏の頃より、リアルの都合で
因幡さんのネットライブを拝聴できる機会が減ってしまった。
毎日のように因幡さんの音楽に触れていた私にとってはかなりのストレス。
アルバムや集めさせてもらった音源を、携帯の中に詰めこんで
機会があればイヤホンつけて一人元気をいただいてた。
(イヤホンつけてない時に、『淫らな万華鏡』が大音量で流れた時には、
うろたえて血圧があがって、元気がどっかいっちゃったけど)
"歌から元気をもらう"
誰もが、生きている限り、因幡さんの音楽に限らず、色んなお歌で、
元気をもらったり、慰められたりしてきたと思う。
じゃあ、なんで、"その"お歌なのか?
それは歌詞かもしれない。メロディかもしれない。
人それぞれだし、その人のその時の心にもよるし。
ツボというか心の琴線にひっかかった、何か。
自分でも説明もできない、理由もわからない、何か。
私は一番きつかった時、たくさんある因幡さんの音源の中、
『世紀末思想』や『スピリチュアルドメイン』、『めも』と共に、
このお歌を何度も何度も聞いた。
Stickamの音源に最初に公開された音源は、
2003年、9.11の後に録音されたもの。
ご自分用の録音なので少し音われしているお声は、少し若い目なのがレア。
Youtubeの音源は新たに録音されたもので、
歌っておられる時に思わず入れられた歌詞が一行、
アドリブで入っている。
なんで今、このお歌にこれだけ魅かれるのか、わからなかったけれど、
因幡さんのこの記事にそのまま答えがあった。
自分の思いを因幡さんの歌声と咆哮に重ねて
まだ何度も何度も、この二つの音源を聞かせていただくと思う。